昨日は久しぶりに出稽古の白人J君が来た。
彼は以前も来た事があるのだが、殆ど話した事が無かった........
以前は白帯だったが、昨日は青帯を締めていたので、昇格したのだろう?
トレーニングに入り、アームバーからのエスケープの練習.......
サイドマウントからのアームバー.......何回か練習していると突然彼が、「足がタイト過ぎて回れねぇジャン!!」と文句を言ってきた。
といっても殆ど力入れてないんですけど??(笑)。
しかし、そこは分別盛りの40代、ニコリと笑って「了解、了解」と..........
ところが、どうやってもウマク行かない........オーストラリアン師匠が回って来くると......何と、「コイツが力の入れ過ぎでウマク出来ないよ~」とのたまわれたにのは驚いた(笑)。
オーストラリアン師匠曰く、「ちょっとやってみろ」と.......
で、やっぱり旨くは行かない.......これには師匠も苦笑い........
オレは「下半身のスイングが足りないんじゃ!!ボケ!!」と言いたい所を「スイングかなぁ?ははは」とあくまでソフトに対応??(涙)
おまけに、練習の最後にストライプを貰う練習生が一人居て、皆スタンディングで拍手する中、彼は一人で座ってるし.........天邪鬼も堂に入ってました(笑)
オーストラリアン師匠はこの国では数少ないブラジリアン柔術ブラックベルターなので、月に一度提携ジムに教えに行く。
昨日マラテに有る提携道場に教えに行く師匠に同行したオレは、この道場ではトレーナー以外は全員白帯という事で、スパーリングでタップマラソンをやる事になった。
タップマラソンとは、帯違いの相手に一人で次々とタップを取っていく.....というカルディオトレーニングだ。
実は自分がこの国で最初にブラジリアン柔術を始めたのがこのジムで、当時からの知り合いも何人か居たのだが、その中で年齢35歳、元ボディービルチャンピオン、現フィットネストレーナーのアルビン君とはたまに一緒に呑みに行く事も有るという間柄。
他の連中はものの数十秒でタップを取っていたのだが、アルビン君からはタップを奪えなかった。
柔術経験年数はほぼ同じとは言え、白帯スリーストライブの彼からタップを奪えなかったのは自分的にはかなりショック.........
展開は、彼のガードポジションから始まり、得意の展開でハーフガードまで乗り越えた後、相手の道着を剥がして首の後ろから回し、ブラボーチョークを決めようと考えたが、道着がうまく剥がれず......
その作りの段階で、脇を刺していた腕を切り返され、逆に脇を刺されてしまった。
この段階で処置が必要だったのだが、モタモタしている内に相手が肘立ちで上体を起して来たので脇を刺し返そうと上体を起した所を押し返され、体勢が逆転。
そのまま、アルビン君は強引に腕を極めに来たので、潜り込んだのだが、相手は体を伸ばしてなかなか潜らせない。
この時点で脇を刺し返せたので、そのまま強引に脇から逃れれば良かったのだが、相手の強引な力にこちらの体力がカラータイマー状態........
ところが、何を思ったのかアルビン君はほつれた帯で首を絞めようと試みて来た、手で首を防御し防いだが、これでは手が一本使えない......
さすがにこれにはオーストラリアン師匠が「そりゃ反則だね」と言ってくれたので、止まったが、下からあおり続けるも体勢が崩れない.......
アルビン君も「絡み足」になっているハーフガードの解除を知らないらしく、パスされる気配は無いものの次の展開が掴めず、結局一分位そのままの体勢のまま、師匠からストップが掛かった。
やはりというか、練習終了後自分のハーフガードについて師匠からキビシイ注意を受けた。
「絡み足」のままでは、こちらも次の展開が効かないので、「足を組み替えろ」との事。
アルビン君はバリバリのボディービルダーの天然剛力君だが、こちらもMD師匠から剛力王の名を授かった身........天然剛力を敗れなくてどうする!.........
昨晩はかなり落ち込んだが.....まあ、これも練習を続けるしかないか?
やはり剛力王としては年齢が10歳以上離れていても、帯階級が下であれば、二階級位重量クラスが上の連中もサクサクとやっつけられなきゃダメだな!!
それには一にも二にも練習という事か?
久々に「反省」の1日でした。
BJJFJのHPが新しくなった。
http://www.bjjfj.com/
以前から噂のあった「帯昇格制度」がかなり厳密に規定されている。
それぞれの帯で所定の経過年数を経なければ次の帯に昇格できない仕組みのようだ。
さらには、道場に帯昇格資格者が居ない場合は、オフィシャル大会での入賞経験もポイント換算されて審査基準として加味されるようで、なかなか興味深い。
個人的には審判員の資格を取りたいが、これは紫帯以上という事で、ちょっと先になりそうだ。
ちなみに、この審判員資格はCBJJ等国際ブラジリアン柔術連盟でも通用するのだろうか?
ところで、自分の帯(青)から次の紫帯に進化するには二年の経過年数が必要との事。
青帯取得は昨年の6月なので、来年の6月にならないと紫帯にはなれないという事なのだろうか?
週5日練習しているのにもうちょっと早くなれないものなのだろうか?と思うのはオレだけ?(笑)
今週から何故かこの国では最大手、シューマート(通称SM)のイベント広場でブラジリアン柔術とセルフディフェンスをデモストレーションする事になりました。
オレの受け持ちは木曜の今日なんですが、これがちょっとデパートの催事場って感じでイマイチ(笑)。
オーストラリアン師匠は「スゴイ人だろう!!良いマーケティングになるよ!!」とチラシ撒いたり、勧誘したり、何だかヤル気満々なんですが.........
こちらは、大衆の面前でゴロゴロ転がったりして.......
どうやら、男同士で寝転がってガードポジションなんかの姿勢が可笑しく見えるらしく、何故だか笑われちゃったりして恥ずかしい.........
しかし、これに気付き、後半は立ち技からのテイクダウンを経て腕逆十字....というような比較的スピード感ある動きのデモをやったら、こちらはウケた(笑)。
しかし、何だか学校帰りの高校生なんかがワンサカ集まって来て、何故か突然「グレイシーと会った事ありますか?」なんて質問されちゃったり.......これ毎週やらなきゃいけないのかと思うと、オヂさんは恥ずかしいです(爆)
Kamphuis Machado改めKamphuis Fabricioとして今年からスタートするそうです。
オーストラリアン師匠は毎年春頃ブラジルで一ヶ月程修行をしていますが、最近はFabricioと親しいそうです。
自分も盛んにブラジル行きを誘われますが、4月~5月末頃までは子供が日本滞在する事もあり、なかなかスケジュールが合いません。
今年は何とかブラジル行きを実現したいと思います。
さらに、今日のグッドニュースは、前回日本で早川師匠にファーストストライプを頂いたのですが、今日オーストラリアン師匠からセカンドストライプのテストの許可が出ました。
金曜からセカンドストライプのテストメニューを練習します。
恐らく、月内には貰えるでしょう.....万歳!!
明けましておめでとうございます。
今年もヨロシクお願いします。
という事で、昨年は30日まで練習を続け、新年は3日から練習再開......と結構調子が出てきた。
体調的には週四回の練習がベストな気がするが、体格を進化させるにはやはり週五回の練習に限るようだ。
マ○ラの大晦日は街中戦争のように花火が炸裂するのだが、遠くバンコクでは本当に爆破テロがあったようで、やはり東南アジアは油断ならない.......
今年はこちらの大会では審判で狩り出されてしまう可能性が大..........
もともとこの国ではブラジリアン柔術の審判員が殆ど居ない。
昨年12月のオープントーナメントでの初審判で、初めての日本人審判だったせいか、噂は広まり、今年2月に開催予定のNo Giトーナメントでも審判をやって欲しいとお願いされた。
今年は審判の勉強も続けてみたいと考えている..........
試合の審判をしてから大分経ったが、先日ふと手元の柔術本をあさっていたら、何と灯台元暗しでした。
もう大分前に買ったジャンジャックマシャドのブラジリアン柔術チャンピオンシップテクニックの最後にルール抜粋が掲載されていて、その中に何と謎に包まれていた『審判ジェスチャー」が載っていた.......
それによるとアドバンテージは肩と平行に横に腕を振る.....で合っていたようだ。
なんかスッキリした...........(笑)