前にも書いたが、この国にもURCCという格闘技のイベントが年数回行われている。
スポンサーも付いて、テレビ放映もあり、演出もK1やPRIDEに遜色無いのだが、招聘費用は出ないのか選手は殆ど国内選手に留まっている。
そんな、中で今練習しているKamphuis Machado BJJ(KMB)からも過去何人か選手が出ているのだが、最近はカリフォルニアから一時帰国している二十歳のライオネル君が猛練習をしていた。
彼はカリフォルニアで総合を練習していたとの事で、こちらに来た時には柔術は白Stripe4だったが、今年になって青帯を取り、年末か来年早々のURCCに出場すべく練習を重ねていたのだ。
よく有るパターンで、ライオネル君もカリフォルニアではストリートギャング然として自堕落な生活を送っていたらしい。
実は彼と一緒に練習を始めた彼の親友は、昨年他の道場生に刺され重症を負って練習をやめてしまった。
彼の一時帰国した理由が足抜けだから...という噂はあったものの、本当の理由は解らないが、URCCのプレリザーブ選手に指名されてからは大丈夫か?という程の猛練習をしていた。
しかし、先日オフィシャルの身体検査で「心臓が多少肥大している」という所見が出てリザーブ選手としては登録できず、URCC出場は夢と終わってしまった。
これには本人も大分ショックだったようで、それ以来道場に現れない。
肝脂肪のヘルニア気味なオレが心配しても仕方がないのだが、彼はまたストリートギャングへの道に戻ってしまうのだろうか?ちょっと気になる出来事だった。
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