さて、フライトは決まったが、宿泊はどうする?
当然ながらホテルは会場に近い方が良い。しかし、考えてみると会場が何処だかも知らなかった(笑)
HPを再度確認してみると、かろうじて "Complexo Municipal Esportivo do Casal Vistoso", Rua Joao silva, Lisboa, Portugal.と書いてあった。
"で囲まれてる部分が会場名だというのは何となく判る(笑)。
そして、多分Rua Joao silvaが通りの名前だろうと推測された。
前述の道場仲間のHPは初めてのポルトガルに感激した部分が主で、肝心の所が細かく書かれていなかった(爆)
手っ取り早く、他のブログに紹介されていないのかググッてみたところ、これまたかろうじて会場の地区の名前が見つかった。
http://www.flkz.com/blog/2006/01/_for.html
コレを読むと彼も会場探しに手間取ったようだ。
会場の地区はArreiro、通りの名はRua Joao silva......ここまで解ったので、今度は地図を探してみた。
オンライン上には数限りないリスボンの地図があったが、Flicker Mapが一番解り易かった。
http://www.worldmapfinder.com/Map_FlickrMap.php?ID=/Jp/Europe/Portugal/Lisbon
これを見るとArreiroはイッパツで見つかった。
倍率を上げて道を調べてみるとjoaoという通り名は幾つかあった。
丁寧にその近辺を探ってみると.......環状線になった一角にjoao silvaを発見!!
この道、地図で見ると200m位しか無いドン詰まりの道なので、これは行けば解るな!...と一安心。
さらに、IBJJFのHPを良く見てみると、HOTELSという項目がある。
どうやらIBJJFがこの大会の為にホテルを斡旋してくれるようだ。
しかし、リザベーション同様昨年の段階ではcoming soon状態。
仕方なく、他をあたる事にしたのだった.......................つづく
まず最初に困ったのは、いかにして安く移動するか?だった。
もちろんその他にも情報らしい情報は殆ど無い....いや、あるとすれば日本の道場仲間が2007年に参戦した旅行記だけだった(笑)
http://blog.livedoor.jp/namaara2000/archives/cat_50024145.html
しかし、まあ行けば何とかなる...というのが世の常でもある。
細かい事は抜きにしてオンラインで調べてみると、日本からはオランダ経由でもフランス経由でも行けるようだ。
しかもホテル込みのツアーだと一人部屋にしても17万位から買える(昨年情報では14万位からあったが、どうやらサーチャージが上がったせいか、今年見たら軒並み値上がっていた)
http://www.jtb.co.jp/kaigai/pkg/list.aspx?CityCD=LIS&Proc=1
ただ、問題は日本発なので、ここから日本に一度帰らなければならない。
その飛行機代を考えると、ここマニラから行った方が多少安くなるようだ。
それに、どうせそんな遠くまで行くのなら、いっそ別の国も回ってこようかと考え、結局マニラからKLMのアムス経由のチケットを買う事にした。トータル1500$ちょっと。もちろんホテルは別。
行きはアムス乗り継ぎでリスボンまで....リスボン着は夜の10時過ぎになるので、念の為大会前々日にリスボン入りする事にした。帰りは西の魔都アムスで数日、そして気が向けば近くの別の国にも足を伸ばしてみようかと考えている。
しかし、レジストレーションが始まらない12月にチケットを押えるのはちょっと勇気が要った(笑)。
12月早々にチケットを手に入れると、とりあえず渡航準備は揃ったのだった。
ホテルを除いては.......
European Open Jiu-Jitsu Championship 2008........
毎年ポルトガルで開催されるIBJJF主催の国際オープントーナメント。
今年は海外遠征の年にしようかと思い、まずは第一弾このヨーロッパ選手権に参加する事に決めた。
しかし、IBJJFのHPには昨年から紹介されてはいたのだが、なかなかオンラインレジストレーションが始まらなかった。
http://www.ibjjf.org/
新年に入ってやっとレジストレーションのリンクが生きてオンラインレジストレーションが出来るようになった。
自分は海外に住んでるが、もちろんポルトガル等行った事が無い。
情報も何も無い中で、先月は手探りの準備に追われる事になってしまったのだった........つづく
12月1日、2日と2日間かけて、マニラでブラジリアン柔術とグラップリングの大会が開催されます。
毎年開催で今年は三回目(多分?)です。
海外からは、香港、タイ、台湾、グアムから毎年選手が集まりますが、オンラインで英語のみの告知のせい化か、日本人は殆ど参加者がおりません。
今年は是非日本人の方にも参加して欲しいものです!
12月のマニラ大会の概要です。
12月2日日曜 フィリピンインターナショナルグラップリングチャレンジ
先週の風邪も治まったので、先週の水曜以来今日から練習です。
オーストラリアン師匠の道場では、年に二回、半年毎に進級テストがあるのですが、半年毎だとたまに急激に能力が伸びる生徒とかが居るので、次の進級テストまでの間に臨時で進級テストをする時があります。(大抵は師匠の気まぐれですが-笑-)
前回の進級テストの時には自分は首を痛めていたので参加出来ず.....今回急遽決まった臨時進級テストに参加できるかどうか?...という状況が続いてます...
というのも、首の怪我とは言え二ヶ月も練習を休んだのは初めてなのと、復帰後の調子がどうも良く無いので、それを見抜かれている様子.....
とりあえず練習せよ...のような曖昧な指示で、今日もテスト項目を一通り練習.....
実は進級テストが有るのはこれが最後.....青スト3まで......
青スト4はトレーナーテストなので、基本技の解説含め10クラス、ビギナークラスの指導というメニューなので、青スト3をゲットすると後は時間の経過と共に自動的に青スト4に上がる仕組みです。
ただ、その後は練習消化(時間)と、試合成績や練習状況が加味されたりと師匠のプロモートによって取得してくようになるので、これはこれでまた大変なんですが..........
今週は水曜がカリ、土曜がアグニスです。
さて、一昨日ナイフ術の練習が終わってから、体調が悪く昨日午後から寝込んでしまいました。
おそろく明日のアルニス練習には行けないと思います(涙)。
ところで、水曜のナイフ術は、体調不良と柔術の練習後で殆ど集中力が無くなっていて、良く覚えて無い所が.......(涙)
練習は、基本素振り、組み手、素手の防御、十秒スパーリングの約一時間。
今日の組み手は少し難しかったです。
カリ派生のナイフ術の特徴的な動きの一つに、連続切り...とでも言うのでしょうか(技のタイプ名を聞いてみたのですが、聞き方が悪かったのか、「スラッシュ」という答えでした)、得物を持って無い方の手で相手の肘を押し返し、得物を持っている腕の肘から先を円のように回しながら切り付ける......これを高速で数回繰り返す動作が有るのですが、今日はこれをやりました。
難しかったのは、この上級編とも言える技で、得物を持っている腕の円動作の軌跡を変えながら、相手の腕、首、胴を変幻自在に切りつけるというもので、かなり高度なテクニックで円動作の動きがまったくついていけませんでした。これは今後の要練習課題です。
素手の防御では、相手の攻撃を片手で留めると同時にもう片方の手で相手の顔にショウテイを極める...というものです。
さらに、その後上腕部に肘打ちを入れ、間髪入れずに相手の手首と得物を上下から両手で打ち込み、得物を弾き飛ばす.....という見た目にはかなりインパクトの有る技です。
ただ、実戦でこんな技が決まるのか?というと非常に疑問ではありますが.......
最後のスパーリングは道場の電気を消して、薄暗い中で行いました。
ボン師匠に言わせると、相手の手先を見てはいけないそうです。
相手の胴体の動きで繰り出してくる攻撃の軌跡を予測しながら動く事が重要との事........
今日のスパーリングでは、相手の突きに対して、内側から外に弾く受けは50%位は成功していたと思います。
ただ、一歩アウトレンジに回り込む動きは今だ成功しません......
要はステップアウトのタイミングが掴めてない為ですね。
相手が踏み込んで来ると同時にステップアウトしないと間に合わないんですが、これが見切れない為です。
オーストラリアン師匠とも練習後話しましたが、彼曰く「まあ、最低週三回練習で2年はかかるんじゃないかな」と言ってました。
彼の格闘経験から直感的にそう思うそうです。
さて、先日得物の握り方をいくつか書きましたが、その他にも特殊な握りを二種類教えてもらいました。
一つはアイスピック握りで、これは人差し指と中指の間から刃が出るように片刃の得物を上から握る方法。
この握りでボクシングのようなパンチを繰り出すと............
もう一つは手の平に得物を乗せ、アンダースローで投げつける....というものです。
こちらは、実践的なのかちょっと疑問ですが.....
毎週土曜は柔術の練習後にアグニスの練習だ。
アグニスと今まで書いていたが、アルファベット標記ではARNIS、英語読みではアーニス、現地のスペイン訛りの読みでもアルニス。どうやら、アルニスと発音しているのをアグニスと聞こえているらしい。
現地では、英語読みでアーニスと発音してくれるフィリピン人も居るが、どうやらアルニスというのが一般的な発音のようだ。
さて、このフィリピン古流棒術アルニス。
派生武術にカリとかエクスリマ等いろいろとあるようだが、ボン師匠に聞いてみると、どうやらボン師匠が教えてくれる武術は、カリの流派の一つらしい。
そして、アルニスが古流棒術であるのに対し、カリはアルニスから派生した剣術の一つとの事。
(ただ、ネットで調べてみると逆にカリからアルニスが派生した...と書かれているものもあります。
どちらがホントかは今の所未確認.....)
もちろんインパクトウェポンと呼ばれるスティックファイティング(棒術)テクニックももちろんあるのだが、ボン師匠の説明によると彼の流派では棒術は剣術基礎の次のステップでの習得プログラムらしい。
しかし、練習は棒術用の棒で行う。
実は、カリ練習用の木刀もあるのだが、最終的には伸縮警棒に応用してみたいので練習用のアルニス棒で練習する事にした。
(木刀にするかスティックにするかは自由選択のようです)
ちなみに、日曜カリエドという日本で言う所の秋葉原裏通りみたいな所が有るのだが、そこまでアルニス棒を買いに行った。
いろんなステックが売ってましたが、カマゴンと呼ばれる比較的高い棒を買いました。表面が磨かれてて綺麗ですが、とても滑り易い棒です。
さて、カリの練習はステップと簡単な振りから始まった。
ステップは斜め前右左に、斜め後ろ右左の四方に足を踏み出しながら斜めに棒を振り下ろすという簡単なもの。
もちろん、振り下ろす方向は自分の足を切らない方向.....と言えばわかるだろうか?(笑)。
兎に角これを四方、数セット繰り返し。
その後簡単なコンビネーション。
右上から左下へ振り下ろし、そのまま左から右に水平に振り切り、逆に左から身がに水平に戻す。そして、そのまま円の動きで左上に棒先を移動し、そのまま左上から右下に振り下ろす。
これを右手で棒を持った場合は右足の斜め前への踏み出しから始まり、斜め後ろに引き下げ、また斜め前に踏み出し....と棒の振り一手づつ足位置を移動しながら行う。
その後、2人一組で打ち合いのトレーニング。これは単純に向き合って左右斜めに棒を振り下ろしながら相手の棒にカンカン当てるんですが、相手の棒にインパクトする瞬間手首のスナップを効かせて相手の棒を弾くように打ち合う。
これが見た目よりとても疲れます。
十回づつ、5セットもやると柔術でチョークしまくったように腕がパンパンになります。
その後、棒で受け、棒を持っていない手で押さえ、自分の棒で攻撃....という三手組み手の左右、数セット。
ちなみに、当然ですが右受けと左受けでは型が違います。非常に単純な組み手ですが、練習参加者は皆始めたばかりなので、戸惑ってました(笑)
これで、一時間強の練習量ですが、ナイフと違ってアルニス棒は重い為、手に豆が出来る上に慣れないと手の平が痛くなります。
ところで、剣術と棒術ではその性質上、技はかなり違うもののようです。
型は似てますが、棒術は「打つ」に対し、剣術は「切る」ですから、自ずと武器の軌道がかなり違ってきます。
前述のように今の所棒を使いながらもカリの剣術練習ですので、刃がなければ相手を傷つける事も出来ないであろう緩い動きも型には含まれてました。
とりあえず、この基本的な型を日曜以外は毎日マンションのジムで素振りしてみようと思います。
1日1000回素振り!?(笑)