さて、一昨日ナイフ術の練習が終わってから、体調が悪く昨日午後から寝込んでしまいました。
おそろく明日のアルニス練習には行けないと思います(涙)。
ところで、水曜のナイフ術は、体調不良と柔術の練習後で殆ど集中力が無くなっていて、良く覚えて無い所が.......(涙)
練習は、基本素振り、組み手、素手の防御、十秒スパーリングの約一時間。
今日の組み手は少し難しかったです。
カリ派生のナイフ術の特徴的な動きの一つに、連続切り...とでも言うのでしょうか(技のタイプ名を聞いてみたのですが、聞き方が悪かったのか、「スラッシュ」という答えでした)、得物を持って無い方の手で相手の肘を押し返し、得物を持っている腕の肘から先を円のように回しながら切り付ける......これを高速で数回繰り返す動作が有るのですが、今日はこれをやりました。
難しかったのは、この上級編とも言える技で、得物を持っている腕の円動作の軌跡を変えながら、相手の腕、首、胴を変幻自在に切りつけるというもので、かなり高度なテクニックで円動作の動きがまったくついていけませんでした。これは今後の要練習課題です。
素手の防御では、相手の攻撃を片手で留めると同時にもう片方の手で相手の顔にショウテイを極める...というものです。
さらに、その後上腕部に肘打ちを入れ、間髪入れずに相手の手首と得物を上下から両手で打ち込み、得物を弾き飛ばす.....という見た目にはかなりインパクトの有る技です。
ただ、実戦でこんな技が決まるのか?というと非常に疑問ではありますが.......
最後のスパーリングは道場の電気を消して、薄暗い中で行いました。
ボン師匠に言わせると、相手の手先を見てはいけないそうです。
相手の胴体の動きで繰り出してくる攻撃の軌跡を予測しながら動く事が重要との事........
今日のスパーリングでは、相手の突きに対して、内側から外に弾く受けは50%位は成功していたと思います。
ただ、一歩アウトレンジに回り込む動きは今だ成功しません......
要はステップアウトのタイミングが掴めてない為ですね。
相手が踏み込んで来ると同時にステップアウトしないと間に合わないんですが、これが見切れない為です。
オーストラリアン師匠とも練習後話しましたが、彼曰く「まあ、最低週三回練習で2年はかかるんじゃないかな」と言ってました。
彼の格闘経験から直感的にそう思うそうです。
さて、先日得物の握り方をいくつか書きましたが、その他にも特殊な握りを二種類教えてもらいました。
一つはアイスピック握りで、これは人差し指と中指の間から刃が出るように片刃の得物を上から握る方法。
この握りでボクシングのようなパンチを繰り出すと............
もう一つは手の平に得物を乗せ、アンダースローで投げつける....というものです。
こちらは、実践的なのかちょっと疑問ですが.....
ナイフ術、殺人術も紹介してましたよ!
世界最強と自慢してました(笑