まず最初に困ったのは、いかにして安く移動するか?だった。
もちろんその他にも情報らしい情報は殆ど無い....いや、あるとすれば日本の道場仲間が2007年に参戦した旅行記だけだった(笑)
http://blog.livedoor.jp/namaara2000/archives/cat_50024145.html
しかし、まあ行けば何とかなる...というのが世の常でもある。
細かい事は抜きにしてオンラインで調べてみると、日本からはオランダ経由でもフランス経由でも行けるようだ。
しかもホテル込みのツアーだと一人部屋にしても17万位から買える(昨年情報では14万位からあったが、どうやらサーチャージが上がったせいか、今年見たら軒並み値上がっていた)
http://www.jtb.co.jp/kaigai/pkg/list.aspx?CityCD=LIS&Proc=1
ただ、問題は日本発なので、ここから日本に一度帰らなければならない。
その飛行機代を考えると、ここマニラから行った方が多少安くなるようだ。
それに、どうせそんな遠くまで行くのなら、いっそ別の国も回ってこようかと考え、結局マニラからKLMのアムス経由のチケットを買う事にした。トータル1500$ちょっと。もちろんホテルは別。
行きはアムス乗り継ぎでリスボンまで....リスボン着は夜の10時過ぎになるので、念の為大会前々日にリスボン入りする事にした。帰りは西の魔都アムスで数日、そして気が向けば近くの別の国にも足を伸ばしてみようかと考えている。
しかし、レジストレーションが始まらない12月にチケットを押えるのはちょっと勇気が要った(笑)。
12月早々にチケットを手に入れると、とりあえず渡航準備は揃ったのだった。
ホテルを除いては.......
European Open Jiu-Jitsu Championship 2008........
毎年ポルトガルで開催されるIBJJF主催の国際オープントーナメント。
今年は海外遠征の年にしようかと思い、まずは第一弾このヨーロッパ選手権に参加する事に決めた。
しかし、IBJJFのHPには昨年から紹介されてはいたのだが、なかなかオンラインレジストレーションが始まらなかった。
http://www.ibjjf.org/
新年に入ってやっとレジストレーションのリンクが生きてオンラインレジストレーションが出来るようになった。
自分は海外に住んでるが、もちろんポルトガル等行った事が無い。
情報も何も無い中で、先月は手探りの準備に追われる事になってしまったのだった........つづく
12月1日、2日と2日間かけて、マニラでブラジリアン柔術とグラップリングの大会が開催されます。
毎年開催で今年は三回目(多分?)です。
海外からは、香港、タイ、台湾、グアムから毎年選手が集まりますが、オンラインで英語のみの告知のせい化か、日本人は殆ど参加者がおりません。
今年は是非日本人の方にも参加して欲しいものです!
12月のマニラ大会の概要です。
12月2日日曜 フィリピンインターナショナルグラップリングチャレンジ
シニアクラスでの参戦だったのだが........
結果は準優勝.......無念!!
しかし、今回はトップを得意とする自分の新たな課題がハッキリと見えた試合だった。
昨年も試合は出まくりだったが、こんなにハッキリと課題が見えたのは初めてだ。
で、その課題とは....ズバリ「フック潰し」
今回はフックガードに悩まされた.......
初戦の中島さんは、昨年よりずっと足が効いていて、最短五分の試合時間で最後までパスガード出来なかった。
決勝戦では、イキナリのフックガード........
しかも両腕を取られて身動きデキズ!!
今回の試合では膠着のぺナルティが厳しくになっているようで、両腕取られてもがいてる内に三度の膠着警告を受け、2Point相手に入ってしまった。
正直、この膠着警告三度が試合中、よく理解できなかった。
というか、膠着警告を受けたのは判ったが、どちらに警告をしたのかがよく判らなかったのだ。
結果、三度目の膠着で相手に2Point入ったのだが、相手が自分の両腕を捕らえてフックをかけながらめくりのチャンスを伺っていたので、正直自分に入ったのかと思ったのも事実なのだ(爆)
試合自体は前述の通り、フックをしのぐので一杯一杯。
しかも、一回はどかーんとめくられてしまった(涙)
相手も「めくる」のに全神経を集中していたようで、前傾姿勢にも関わらず、絞めを狙って来る事は一切無かった(笑)。
さらには、試合中フックガードの動きを脇の力で押さえ込んでいたのだが、何回か肘が相手の腿の内側に入ってしまったのだが(絶好のトライアングルチャンス)、三角も仕掛けては来なかった。
つまり、ひたすら「めくり」狙いだったのだ(笑)。
「めくり」対「パスガード」の攻防。
こちらも、絞めやサブミッションなんて余裕は一切無し!!
試合後半は、相手がバックを取りそうになり、こちらはバック返しから押さえ込みまで行きたい.....とフックガードから展開があってひとまず安心という所だったが、結果的にはここで時間を使いすぎた。
相手の足の力もフックガードでは力強かったが、バックからそけい部にねじ込んで来る力はそれ程でも無く、十分に凌ぐ事が出来た。
次に相手は裸締めを狙って来たが、これも喉元に腕をねじ込む程でも無く、手で押さえる程でも無かったので、両腕を他の目的に使う事が出来た。
さらには、試合前にMD師匠のプライベートレッスンで極秘伝授されたバック落とし(仮名)で、何とか相手を振り落とした上に、絡んで来た足を一気に超えてパスガード!!
3点ゲットしたものの、時間切れ...........
相手はスイープの2点に自分の反則点2点で、計4点。
で、負けてしまった.......とほほ。
正直最後の10秒でニーオンは狙えたと思う。
燃料は切れていたが、まったく動けないという程でも無かった..........
やはり最後は「勝ち」に拘る「気力」かな??
追記
冒頭で書いたように、今回の試合でトップの次なる課題は「対フックガード」で決定!!
まだ、ボトムの大きな課題を抱えたままだが、対フックガードも磨かなければならない。
実は先週名づけ親であるMD師匠に「対フックガード」をプライベートでご教授頂いた。
フィリ○ンでは、フックガードの旨い選手がなかなか居ないので、向こうで練習できるか多少不安はあるが、是非克服してみたいと思う。
さて、反省は進歩への第一歩。
先日右大腿部の付け根を傷めてしまい、今週は養生しようと決めたので、その間に反省を??(笑)
先日のおやじジャンボリー......一勝二敗。
二敗の敗因とは?
まず、結果から再度確認すると、第一戦は「背負い」で取られた2点を返せず敗退。
反省点としては......
・片袖を深く取られているのに気がついていたが処置をしなかった。
・相手を崩し切れなかった時点で、攻め方を再考していて注意力が散漫になっていた。
・試合前のウォーミングアップと柔軟が十分では無かった為、腰が付いて行けずに背負いをかわし切れずに転がってしまった。
背負いに対してはこんな感じだろうか。
その後のボトムの展開については......
・クロスガードに戻した後、締めに拘りすぎた。
・コムロックを二回も取りながら、決めを逃してしまった。理由は左でコムロックをかけたが、右手で相手の肘を制するのを忘れた。
・相手の腕を制し、バックが取れるチャンスが二回ありながらガードを解くタイミングを逃した。
こんな感じだろうか。
第二戦も第一戦同様、緒戦で足払いを食らい、その後巻き返せずに敗退。
反省点としては......
・相手が柔道系という事で投げを警戒していたものの、組み合った後懐に入られない事に気を抜いた所を足払いを食らった。
・足払いを食らった後、そのまま押さえ込まれずにカメの体制になったのは良かったが、その後の展開が良くなかった。
カメ後の展開については......
・カメから相手の腕を取っての背負いに拘りすぎた。
・相手の重量が気になり、ハーフやクロスでボトムの展開に躊躇してしまった結果、硬直という展開に陥ってしまった。
こんな感じだろうか。
いつも同じなのだが、ディフェンシブな展開になると負ける確立がアップする。
それと、そろそろ課題としてメインテーマになりつつある「ボトム」での自分なりの展開をマスターする事だろう。
今までで負けた試合は「全てボトム」!!、つまり下になったら負けてしまうのが現状!!
トップでは自分なりの展開を開拓しつつあるが、ボトムはまだまだ未開拓状態。
旨いヘタは別として、何か一つ探求する展開を探したいものだ。
負けた!!
オヤジジャンボリー.......
百戦錬磨のオヤジ柔術家が集う秘密の地下柔術ファイト!!.............
では無く、もんじゃの都、月島のスポーツ道場で日曜に開催されたオヤジ柔術野郎共の懇親試合。
会場にはオヤジ独特のバイブレーションが満ち溢れ、何か楽しい.......(爆)
試合は団体戦とトーナメント.......それに、ミケール氏の「今更聞けない柔術技指南」(あれ、ちょっと違ったかな?)
ミケール氏のセミナーはタイトル通り、ちょっと忘れがちな基本技が満載!!
個人的にはマ○ラの道場で座り込みからフックガードに引き込むスタイルの選手が居るので、彼用に「筋肉バスター」を是非マスターしたいかと......(笑)
でもって試合はと言えば.....団体戦で大将にご指名頂き、選手選抜から!!
自分と相手大将の高橋(直樹)さん以外には青帯はナマちゃんのみ!!
高橋さんとジャンケンで負けると.........外野からナマちゃんの指名にプレッシャーが!!
高橋さんはまんまとプレッシャーに負けてしまいナマちゃんの指名を逃す......
ここで、チャンス到来!!
「剛力王は合理的ですから」と社会の荒波を越えてきた経験がここで生きて、ナマちゃんゲット!!
その後作戦会議で......オレが先方でナマちゃんが大将.....というサンドイッチ奇襲戦法を考案.....
これは名案だと思ったのだが.......相手先方の大中さんにイキナリ背負い投げを食らい、その後不得意のボトム戦であえなく2-0敗退!!
スマンです(m0m)
こりゃヤバイと思ったのだが、何とカズさんにセイさんが頑張ってくれた!!.......やはり団体戦はスバラシイ!!(笑)。
キッチリとオレの負け分を取り返してくれて、ナマちゃんと高橋大将の激戦.......ナマちゃんもキッチリやってくれて勝利ゲット!!
スバラシイ.....(オレはスバラシく無かったけど(涙))
次はトーナメント......
くじ引き?でシードゲット!!
初戦は鹿田さんに大量得点差で勝ちあがって来たナマちゃん。
ナマちゃん、半年前より遥かに足の効きが良くなっていた.......
クロスやハーフから足が利く効く!!(笑)
しかし、首を狙いながらのハーフ越えから何とかパス成功で3点ゲット......その後ナマちゃんのマジックレッグで袈裟固めからイキナリガードに戻され(ちょっとこの動きが解らなかった...今度会ったら聞こう!!)、振り出しに戻り.......再度パス狙うも時間切れ....
しかし、この日の唯一の勝利!!
その後、2階級と干支一回り違う(笑)高橋(直樹)さんと対戦。
ここでも立ち技(足払い)で2点先取され......その後不得意なボトムからカメ...この重量相手にボトムはヤバイとカメから背負いを狙い続けたが、柔道で鍛えられた(と思われる?)重量バランスになかなかカメからの背負いが決まらず時間切れ!!
2-0で敗退!!
本日の戦歴は一勝二敗!!
PS
そういえばここ2年程、帰国第一戦で勝った事が無い!!
理由はいろいろあるが、それは次回まとめておこう..........
さて、試合自体は過去最大の参加者を迎え、なかなかの盛り上がりを見せた。
大会は複数のカテゴリーに参加可能というローカルルールの為、複数のカテゴリーに参加する猛者も何人か居た様だ。
今回の大会からは子供の部も参加者が募られ、ウチからは長男と次男が参加し、長男は道着子供の部で2位、裸で優勝、次男は道着子供の部で優勝、となかなかの成績だった。
これでグレーシー柔術ならぬ、剛力柔術が世に広まるのも近いかもしれない(笑)。