先月横腹を傷めてからろくな練習をしてなかったという事もあり、大会初開催以来始めての不参加。
その代わりという訳でもないが、息子二人を参加させ、自分は会場設営やタイムキーパーか得点板係りでもやろうかと、台風一過のスッキリとした早朝、今年オープンしたばかりのアジア最大を誇る「モールオブアジア」というマニラ湾沿いのショッピングモールに向かった。
今回の会場となるショッピングモールのセンターコートという何ともスゴイ場所に到着すると、大会主催者でもあるオーストラリアン師匠が既に到着していた。
とりあえず会場設営用の備品等の準備を手伝っていると、会場のマット設営のレイアウトをまかされた。
以前イベント設営会社を経営していた経験もあるので、軽く請け負ってしまったものの、備品を見ると計測道具も何も無い......というか会場設置図も何も無かった......???
備品類が無造作に突っ込まれた大量のビニール袋が積み上げられた状態を見れば、シロウトイベントなのは押して知るべしだが、その後歩測で会場を計測してみるとどうやら三面のマットを直列には並べられないようだった。
結局三面を二面直列に一面を頭という具合に三角形になるよう配置したのだが、その後マット毎の採点テーブルの設置等をしている内に、オーストラリアン師匠が「これ持ってろ!!」とある物を自分に手渡してきた。
うげ!!
それは審判用の黄色と白のリストバンドだった........
つづく
週末土日アジア最大のショッピングモール「モールオブアジア」で行われたGiとNoGiのオープントーナメントは、この二年間年二回開催されて来た中で最大の参加人数を迎え、無事終了した。
参加人数136名、この国以外でからは香港、グアム、台湾、日本(これは自分の息子達だけ)と国際色豊かな所は従来通り。
マット数も今までは二面だったのが、今回からは三面。
それでも、この国独特の手際の悪さもあって、丸二日間朝の10時頃から夕方6時頃まで試合漬け...............
そして、三面のマット数を見た時からの嫌な予感は的中し、自分は初めての「審判」に担ぎ出されたのだった.......
初めての審判経験というのもあるのだろうが、兎に角無茶苦茶疲れた.....
いろいろと感慨深い経験があったので、シリーズでup予定。
つづく
今夜は週末に開催されるオープントーナメントを前にした最後の練習日だ。
横っ腹の具合は良くないが、この手のケガは完治に時間がかかるのが常で、いつまでも休んでいる訳にも行かない(という脅迫概念に囚われる?)。
という事で、トーナメント前の調整程度の練習に混ざるなら大丈夫だろう...と三週間振りの練習をしてみた。
体重は調整時から2kg程度太ったが、まだ73.5kgとレーヴィの状態を保っている。
しかし、三週間も動かないとやはり腰のキレが無くなって、ボテっという感じが気に触ったが、練習していくうちに元に戻るだろう....(というか戻ってくれないと困る)
立ち技からパスガード、関節技、と試合を前に一通り技の確認と軽いスパーリングが繰り返された。
腕が張った以外はケガの患部もそれ程痛まなかったのが幸いか?
今日も道場には出稽古の連中も結構来ていたが、最近加入したらしい選手に「藤波辰巳」にクリソツのピノイがいたのには驚いた!!
写真はちょっと似てないが、体格と言い、ある角度から見るとビックリする程似ている。
最初は日本人かと思った位だ。
ケガの具合は大分良くなったが、はやり内筋の損傷はちょっと調子が良くなって練習再開するとまた具合が悪く....と繰り返しながら数ヶ月かかるのが常なので、ちょっと気分が重くなって来ている。
加えて今週末がマニラの大会とあって、結局今年最後の大会参加を断念する事になってしまった。
年末の大会はその後のクリスマスパーティーへとジムの年末恒例行事なので、大会不参加はジム仲間との連帯感を損なってしまう懸念はあるものの、この状態ではどうしようもない.......
先週末オーストラリアン師匠に大会不参加を告げると、文句こそ言わなかったものの、今年後半は道場の青帯選手が次々と辞めてしまった為、上級選手(ジムには紫以上の選手は居ない)の出場者数が他の道場より極端に少なくなってしまった、と恨めしそうに言われてしまった。
不参戦の替わりにレフリーをやらないか?とも誘われたが、レフリーはちょっと自信が無い。
レフリーをやる事自体には興味があるが、審判規定もたいして理解している訳でもないので、躊躇してしまった。
ま、ポイントをつけるボードマン位はできるだろう。
という事で、今週末の年末大会は不参戦。裏方に専念かな..........(涙)
2006 Philippines BJJ Open
2006 Philippine National Grappling Challenge
今年の大会で印象深かったのは、今年5月に静岡で開催されたDumau International Cup 2006だろうか?
中部地方というブラジリアンの聖地での開催だった事、そして日本では初めてオーストラリアン師匠と息子の三人で小さいながらTeam Kamphuis Machado Bjjとして参戦出来た事。
さらには参加者も含めブラジル色があれだけ濃い大会には初めてだった事に加え、参加者800人、10面マットとこれまた今までの参加大会で最大だった事等挙げればきりが無い。
オレはこの大会でマスタークラスに参戦。
残念ながらこれだけの大きな大会の割にはシニア参加者があまり見当たらなかった。
そして最大の喜びは、ここで3戦し、3勝を飾り優勝した事だ。
最近はブラジリアン柔術の競技人口が増えているせいか、ドンドンと新しい大会が開催されている。
今年は10大会に参加し、6大会で優勝する事が出来た。
一昨年も昨年も4大会~5大会なので、今年は一気に倍の大会参加数となった訳だ。
さて、来年はブラジルにでも行ってみるかな?
前にも書いたが、この国にもURCCという格闘技のイベントが年数回行われている。
スポンサーも付いて、テレビ放映もあり、演出もK1やPRIDEに遜色無いのだが、招聘費用は出ないのか選手は殆ど国内選手に留まっている。
そんな、中で今練習しているKamphuis Machado BJJ(KMB)からも過去何人か選手が出ているのだが、最近はカリフォルニアから一時帰国している二十歳のライオネル君が猛練習をしていた。
彼はカリフォルニアで総合を練習していたとの事で、こちらに来た時には柔術は白Stripe4だったが、今年になって青帯を取り、年末か来年早々のURCCに出場すべく練習を重ねていたのだ。
よく有るパターンで、ライオネル君もカリフォルニアではストリートギャング然として自堕落な生活を送っていたらしい。
実は彼と一緒に練習を始めた彼の親友は、昨年他の道場生に刺され重症を負って練習をやめてしまった。
彼の一時帰国した理由が足抜けだから...という噂はあったものの、本当の理由は解らないが、URCCのプレリザーブ選手に指名されてからは大丈夫か?という程の猛練習をしていた。
しかし、先日オフィシャルの身体検査で「心臓が多少肥大している」という所見が出てリザーブ選手としては登録できず、URCC出場は夢と終わってしまった。
これには本人も大分ショックだったようで、それ以来道場に現れない。
肝脂肪のヘルニア気味なオレが心配しても仕方がないのだが、彼はまたストリートギャングへの道に戻ってしまうのだろうか?ちょっと気になる出来事だった。
という事でCTスキャン結果でました。
コメントでも頂いた通り、筋肉のようでCTスキャンでは問題無しとの結果でした。
実際、患部の痛みは月曜あたりから急激に引いて来ました。まだ右腹全体に違和感が残っていて、気張るとまだ痛みが増しますが、もう悶える程という感じでは無くなりました。
しかし、CTスキャンで要らん所まで見えちゃうわけですね
今年の春の身体検査で言われた「肝脂肪気気味」というのも見えちゃいましたし、ヘルニア気味という所見も出てきました。まだ「下に押され気味」という事ですが、気をつけてください...との事。
こりゃオヤジ路線まっしぐらだな。当たり前だけど
という事でもう暫く練習休み決定!!
ブラジリアン柔術初めて体調不良で一週間以上練習休んだのは今回が初めて。とほほ。