明けましておめでとうございます。
今年もヨロシクお願いします。
という事で、昨年は30日まで練習を続け、新年は3日から練習再開......と結構調子が出てきた。
体調的には週四回の練習がベストな気がするが、体格を進化させるにはやはり週五回の練習に限るようだ。
マ○ラの大晦日は街中戦争のように花火が炸裂するのだが、遠くバンコクでは本当に爆破テロがあったようで、やはり東南アジアは油断ならない.......
今年はこちらの大会では審判で狩り出されてしまう可能性が大..........
もともとこの国ではブラジリアン柔術の審判員が殆ど居ない。
昨年12月のオープントーナメントでの初審判で、初めての日本人審判だったせいか、噂は広まり、今年2月に開催予定のNo Giトーナメントでも審判をやって欲しいとお願いされた。
今年は審判の勉強も続けてみたいと考えている..........
試合の審判をしてから大分経ったが、先日ふと手元の柔術本をあさっていたら、何と灯台元暗しでした。
もう大分前に買ったジャンジャックマシャドのブラジリアン柔術チャンピオンシップテクニックの最後にルール抜粋が掲載されていて、その中に何と謎に包まれていた『審判ジェスチャー」が載っていた.......
それによるとアドバンテージは肩と平行に横に腕を振る.....で合っていたようだ。
なんかスッキリした...........(笑)
ケガの具合は大分良くなったが、はやり内筋の損傷はちょっと調子が良くなって練習再開するとまた具合が悪く....と繰り返しながら数ヶ月かかるのが常なので、ちょっと気分が重くなって来ている。
加えて今週末がマニラの大会とあって、結局今年最後の大会参加を断念する事になってしまった。
年末の大会はその後のクリスマスパーティーへとジムの年末恒例行事なので、大会不参加はジム仲間との連帯感を損なってしまう懸念はあるものの、この状態ではどうしようもない.......
先週末オーストラリアン師匠に大会不参加を告げると、文句こそ言わなかったものの、今年後半は道場の青帯選手が次々と辞めてしまった為、上級選手(ジムには紫以上の選手は居ない)の出場者数が他の道場より極端に少なくなってしまった、と恨めしそうに言われてしまった。
不参戦の替わりにレフリーをやらないか?とも誘われたが、レフリーはちょっと自信が無い。
レフリーをやる事自体には興味があるが、審判規定もたいして理解している訳でもないので、躊躇してしまった。
ま、ポイントをつけるボードマン位はできるだろう。
という事で、今週末の年末大会は不参戦。裏方に専念かな..........(涙)
2006 Philippines BJJ Open
2006 Philippine National Grappling Challenge
今年の大会で印象深かったのは、今年5月に静岡で開催されたDumau International Cup 2006だろうか?
中部地方というブラジリアンの聖地での開催だった事、そして日本では初めてオーストラリアン師匠と息子の三人で小さいながらTeam Kamphuis Machado Bjjとして参戦出来た事。
さらには参加者も含めブラジル色があれだけ濃い大会には初めてだった事に加え、参加者800人、10面マットとこれまた今までの参加大会で最大だった事等挙げればきりが無い。
オレはこの大会でマスタークラスに参戦。
残念ながらこれだけの大きな大会の割にはシニア参加者があまり見当たらなかった。
そして最大の喜びは、ここで3戦し、3勝を飾り優勝した事だ。
最近はブラジリアン柔術の競技人口が増えているせいか、ドンドンと新しい大会が開催されている。
今年は10大会に参加し、6大会で優勝する事が出来た。
一昨年も昨年も4大会~5大会なので、今年は一気に倍の大会参加数となった訳だ。
さて、来年はブラジルにでも行ってみるかな?
前にも書いたが、この国にもURCCという格闘技のイベントが年数回行われている。
スポンサーも付いて、テレビ放映もあり、演出もK1やPRIDEに遜色無いのだが、招聘費用は出ないのか選手は殆ど国内選手に留まっている。
そんな、中で今練習しているKamphuis Machado BJJ(KMB)からも過去何人か選手が出ているのだが、最近はカリフォルニアから一時帰国している二十歳のライオネル君が猛練習をしていた。
彼はカリフォルニアで総合を練習していたとの事で、こちらに来た時には柔術は白Stripe4だったが、今年になって青帯を取り、年末か来年早々のURCCに出場すべく練習を重ねていたのだ。
よく有るパターンで、ライオネル君もカリフォルニアではストリートギャング然として自堕落な生活を送っていたらしい。
実は彼と一緒に練習を始めた彼の親友は、昨年他の道場生に刺され重症を負って練習をやめてしまった。
彼の一時帰国した理由が足抜けだから...という噂はあったものの、本当の理由は解らないが、URCCのプレリザーブ選手に指名されてからは大丈夫か?という程の猛練習をしていた。
しかし、先日オフィシャルの身体検査で「心臓が多少肥大している」という所見が出てリザーブ選手としては登録できず、URCC出場は夢と終わってしまった。
これには本人も大分ショックだったようで、それ以来道場に現れない。
肝脂肪のヘルニア気味なオレが心配しても仕方がないのだが、彼はまたストリートギャングへの道に戻ってしまうのだろうか?ちょっと気になる出来事だった。